乗鞍高原(長野県・松本市)
北アルプス連峰の乗鞍岳の東側斜面一帯に、なだらかな傾斜に広がる高原。昔は鈴蘭高原ともいわれていた。ここではナラ、シラカバ、カラマツなどの落葉樹で色づいた山をハイキングコ-スから見ることができる。山頂付近で9月中旬頃に始まりヤマウルシやオオカメノキ、カツラ、カエデ類など広葉樹の彩りが美しく、カラマツの黄金色の黄葉時期まで続く。車からなら乗鞍岳北麓の平湯峠から畳平まで伸びる延長14km余りの乗鞍スカイラインからも見事な紅葉が楽しめる。また、一の瀬の奥、乗鞍岳の展望も素晴らしい場所に立つのが1本のコハウチワカエデの「大カエデ」。絶好の撮影ポイントとして、多くのカメラマンが紅葉シーズンに訪れる。標高1400~1500mと高所のために高山植物が豊富で、春から夏にかけてショウジョウバカマ、ヒョウキンカ、ミズバショウ、スズランなどが咲き誇る。
●HP:松本市アルプス観光協会HPへ
●営業時間:随時
●TEL:0263・94・2221
(松本市アルプス観光協会)
●アクセス:松本電鉄上高地線「新島々駅」よりバスで60分、「観光センター前」下車、徒歩1分
●車:長野自動車道「松本IC」から約60分
●駐車場:無料駐車場有り