祖谷渓(いやけい)(徳島県・三好市)
徳島県の最西端に位置する三好市。そこには四国山地を横切る祖谷川の激流によって創られた祖谷渓がある。この渓谷は徳島県でも代表的な紅葉の名所で標高1955mの剣山から流れる祖谷川の下流に、約20kmにわたって続く渓谷には、モミジ、カエデ、ウルシ、ブナ、ケヤキなどが紅葉に彩られ、祖谷街道からドライブしながら眺めることができる。また、途中には紅葉のスポットであり、平家の落人が追手から逃れるため、切り落とせるように作られたとも伝えられ、野生のシラクチカズラを使って編んだ吊橋「かずら橋」や巨岩の上に小便小僧の像が立つ小便岩といわれる大断壁があり、観光スポットになっている。