瀬戸大橋（岡山県･倉敷市 ／香川県･坂出市）

 
 
 
岡山県と香川県とを結ぶり本州四国連絡橋のひとつ。1978年の着工から9年6か月という年月をかけて建設され、1988年4月10日に開通。本州四国連絡橋３ルートの先陣を切っての開通となった。ただし「瀬戸大橋」というひとつの橋ではなく、瀬戸内海をまたいで本州（岡山県倉敷市）と四国（香川県坂出市）とを結ぶ10の橋の総称でもある。橋梁は２階建てになっていて、上部に4車線の瀬戸中央自動車道が走り、下部にJR本四備讃線（愛称：瀬戸大橋線）が通る。用途が2とおりあるため「鉄道道路併用橋」と呼ばれている。瀬戸大橋の巨大さは、人工衛星から撮影した写真でも確認できることからもわかるだろう。その瀬戸大橋がライトアップされるのは、基本は土曜日で、その他は祝日、年末年始など、年間80日ほど。ビューポイントは、岡山県倉敷市にある標高133ｍの鷲羽山の第2展望台で、橋の全貌が一望でき、光に包まれた幻想的な雰囲気は、優雅にしてロマンチック。また、瀬戸大橋をもっとも間近で眺めることができるのが香川県坂出市にあり、道の駅も併合されている瀬戸大橋記念公園で、橋を大迫力で眺めることができ、園内のオブジェもライトアップされ雰囲気もいい。