緑が豊富な日本一の渓流
奥入瀬渓流( おいらせけいりゅう)
青森県十和田市大字奥瀬字奥入瀬
奥入瀬渓流は、十和田湖という大きな湖を源とする流水が自然に調整され、70メートルにつき1メートルというゆるい勾配のため、川のなかの小さな岩や倒木にもコケや潅木がはえ、独特の美しい景観をつくりだしている。この水は十和田湖の東岸子ノ口から流れ、焼山で蔦川と合流して太平洋に注ぐが、「観光放流」という目的をもって子ノロの水門でコントロールされている。この美しい景観を維持するため、昼間は水門を開き一定の水を流している。渓流本流にかかる随一の滝が「銚子大滝」で高さ7メートル、幅20メートル。流れ落ちる水は多量の水霧を生み出し、奥入瀬渓流の水の醍醐味が知れる。
渓流沿いは遊歩道になっており、6月には新緑の季節も美しい。渓流沿いには、さまざまな滝も見られ銚子大滝の付近には自然石に彫った作家で詩人の佐藤春夫の詩碑がある。遊歩道を歩くなら焼山から子ノ口間まで14km、約4時間の距離。
クイックして奥入瀬渓流を見てを歩く
奥入瀬渓流のYouTube映像
●住所:青森県十和田市大字奥瀬字奥入瀬
●HP:十和田湖国立公園協会HP
●TEL:0176・75・2425(十和田湖総合案内所)
●料金:無料
●営業時間:随時
●アクセス:JR東北新幹線「八戸駅」からバスで約120分、「子の口」下車すぐ
●車:東北自動車道「小坂IC」から県道2号、国道103号経由で約50分
●駐車場:無料駐車場あり