森の中に湧き出す底が見える奇跡の池
神の子池(かみのこいけ)
北海道斜里郡清里町国有林内
摩周湖の地下水が湧き出ている周囲220m、水深5mの小さな池。水が澄んでいるので底まで見え、低温で倒木が青い水の中に腐らずに沈んでおり、何ともいえない不思議な美しさ。神の子池の伏流水は1日1万2000tも湧き出しています。周囲220m、水深5mの小さな池で、 水が澄んでいるので底までくっきりと見える。
名前の由来は摩周湖からの地下水が湧き出ている山の奥にある池で、摩周湖が神の湖(カムイト)と呼ばれその伏流水からできているという言い伝えから「神の子」池と呼ばれている。摩周湖は他の湖と違い、湖に流れ込む川も流れ出す川も無い。それでいて、春、摩周湖にたくさんの雪解け水が流れ込む時期になっても水位が変わらないのは、 湖の周辺に神の子池などの伏流水を湧き出させているから。また、池の水温が年間通して約8℃と低く、倒木が青い水の中に腐らずに化石のように沈んでいる。
その間を朱色の斑点を持つオショロコマが泳ぐ景観は何ともいえない不思議な美しさ。 この池の美しさは色。日差しの強い春から秋に池はコバルトブルーに輝き、冬は深い藍色に変わります。まだ観光地化が進んでいないので、ガイドブックにもあまり載っていません。人の手をあまり入れず、このままそっと残しておきたくなる清里の穴場的名所です。
神の子池をクイックして歩いてみる
神の子池のYouTube映像
●期間:1年中
※冬期間は除雪しておりません。(5月すぎまで雪が残っていることがあるので注意)
●住所:北海道斜里郡清里町国有林内
●HP:NPO法人きよさと観光協会HPヘ
●TEL:(0152)25-4111
●料金:無料
●営業時間:随時
●アクセス:JR釧網本線緑駅からタクシーで20分
●車:清里町市街より道道摩周湖斜里線を中標津方面へ25kmのところからハトイ林道へ右折し、約2km林道を進んだ地点にあります。※冬期間は除雪しておりません。(5月すぎまで雪が残っていることがあるので注意)
※ハトイ林道は未舗装の為、悪天候の後に車でお越しの場合は十分注意をお願いします。
●駐車場:駐車場あり(無料)