富士山の澄んだ伏流水の8つの池
忍野八海(おしのはっかい)
山梨県南都留郡忍野村忍草
山梨県の南東部、富士北麓に位置する忍野村。四方を山に囲まれた高原盆地、富士山の自然が育んだ澄んだ伏流水に水源を発する湧水池でもある8つの池の総称で呼ばれている。ここは、 古くから富士御手洗元八湖として、富士修験の霊場で富士山に登る 富士講の信者は、富士登拝に先立ち、8つの湖沼群において水行を行ったとされ、禊(みそぎ)の池として利用されいた。それぞれ「富士外八湖」、「内八湖」、「富士山根元八湖」としての記録に残っている。 昭和40年頃から忍野八海の観光が注目されはじめ、昭和60年に「全国名水百選」にも選ばれ、平成6年には県富岳百景選定地にも指定。平成25年には
世界遺産富士山の構成資産の一部として世界文化遺産に登録された。名前の忍野八海の由来は、小さい8つの池ながらも龍神が住むような価値ある池なので、海にも匹敵するということで「八海」の名前が付けられたという。
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忍野八海のYouTube映像
●住所:山梨県南都留郡忍野村忍草
●HP:忍野村HPへ
●TEL:0555-84-4221 (忍野村観光案内所 )
●アクセス:富士急行富士山駅から富士急バス御殿場駅行きで、忍野八海下車、徒歩1分。
●車:中央道河口湖ICから国道138号経由8km20分
●駐車場:無し、周辺に民間の駐車場が点在。