水中花が咲く川
地蔵川の梅花藻(ばいかも)
滋賀県米原市醒井
滋賀県米原市の醒井(さめがい)地区は、かつては中山道第61番目の宿場町で、日本武尊を救った湧き水「居醒(いざめ)の清水」の伝説があり、豊富な湧き水があったことで知られ地。そこを流れる地蔵川は清流で水温は年間を通しても平均14度ほどで『平成の名水百選』にも選ばれいる。この川は、水中花「梅花藻(バイカモ)」で知られる。梅花藻はキンポウゲ科の水生多年草。梅の花に似た、白い小さい花を5月中旬~8月下旬まで咲かせる。場所は、醒井公民館周辺の地蔵川がよく見られる。この水草は、水温14℃前後の清流にしか育たず、全国でも生育場所が限られ、
名前の由来は梅に似た白い花をつけることから名付けられた。花の見頃は7月中旬~8月で、夏の最盛期には直径1.5cmほどの愛らしい花が一斉に川面から顔を出す。
地蔵川の梅花藻のYouTube映像
●住所:滋賀県米原市醒井
●HP:長浜観光協会HPへ
●TEL:0749-58-2227(米原観光協会)
●アクセス:JR醒ヶ井駅から地蔵川まで徒歩10分
●車:北陸道米原ICから国道21号経由2km5分
●駐車場:無し、醒井水の宿駅前の駐車場を利用