青く見える理由が不明の池
青池(あおいけ)
青森県西津軽郡深浦町松神国有林地内
周りをブナ原生林に囲まれてきれいな湧き水を湛えている青池がある白神山地は、青森県南西部から秋田県北西部にかけて広がる山岳地帯の総称で、池は青森県側の十二湖地域にある。ここは33の天然湖沼がブナ林の自然林に囲まれた自然景観の優れた地域。青池は水深が約9メートルという深さで、「青いインクを流したようだ」ともいわれるほど。特にお昼頃は明るい青色で、朝は淡い青色、夕方は群青色。太陽高度が季節や時刻で変わるため、青池の青い色が変化する と言われている。特に5月下旬~7月下旬頃の正午頃が鮮やかな青色を見ることができるという。なぜ青く見えるのかは、いまだ不明で、水はほとんど透明で、
例えば銅イオンなどが水に溶けて、あるいは何かが水の中に漂っていて、青いのではない と考えられているが、正式にはいまだに解明されていない。また、 色を持つ物質が溶けていないことと、散乱する微粒子も濃度が極めて低いということで、水本来の性質が現れている。
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青池のYouTube映像
●住所:青森県西津軽郡深浦町松神国有林地内
●HP:白神山地ビジターセンターHPへ
●TEL:0173-74-4412 (深浦町観光課)
●アクセス:JR五能線十二湖駅から弘南バス奥十二湖行きで15分、奥十二湖駐車場下車、徒歩10分で青池へ
●車:秋田道能代南ICから国道101号経由50km1時間
●駐車場:有り、無料駐車場