長安寺(ちょうあんじ)


千石原を代表する紅葉名所として知られるのが、箱根仙石原交差点のところに曹洞宗の寺院でもある龍虎山長安寺。創建は1356年とかなり古く、五百羅漢の寺として知られ境内のいたるところに点在している喜怒哀楽の様々な表情を見せる数百体の羅漢像が鎮座する。そんな中で色鮮やかな紅葉が織りなす景色は、静かな時間が流れていて、独特の厳かさと美しさを魅せる。また、美しい花木を有する関東の寺「東国花の百ヶ寺」にも指定されているほどの花の寺としても親しまれている。寺を象徴する花は秋明菊(シュウメイギク)で、9月中旬頃が見頃になる。