「海の鳥居」とも呼ばれる
千貫門(せんがんもん)
静岡県賀茂郡松崎町雲見
西伊豆の雲見地区の南の海上にある高さ約30m巨岩。岩の中央部分が波の浸食によりできたトンネルがあり、高さ約15mの洞門が開いている。ここの地名の由来が「見る価値が千貫文(せんがんもん)にも値する」という意味から後ろにある山にある烏帽子山にある雲見浅間神社の門に見立てられ「千貫門」と呼ばれるようになったという。また、地元では「海の鳥居」とも呼ばれる。崖には、過去の火山活動による熱によって黄色や赤色に「変質」した岩石が露出し、小石の浜になっており、夕方になると千貫門の中からちょうど夕陽が見える。行き方は雲見温泉の「田舎のお宿せき」の奥に遊歩道があり、アップダウンを越えて、浜に降りやれる。また、 堂ヶ島から観光船でも観光することができる「ジオサイトクルーズ」もある。
富士山を望むには、千貫門ビーチや遊歩道からは見えなく。国道136号をさらに上がり、雲見釈迦堂から右側の道を進むとある「雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場」からその絶景が見ることができる。入場するのには有料。キャンプ場からは手前に千貫門、後方に烏帽子山、その奥に富士山が見え、まさに壮大なパノラマは感動を与える。
クイックで360度で周辺を見てみる
千貫門のYouTube映像
●見頃期間:冠雪の富士山が望めるのがベストで、11月から4月ぐらいがいい。
●住所:静岡県賀茂郡松崎町雲見
●HP:伊豆半島ジオパークHPへ
●TEL:0558-45-0844(雲見温泉観光協会)
●アクセス:『伊豆急蓮台寺駅から松崎・堂ヶ島行バス40分・松崎バスターミナルにて乗換、雲見入谷行バス20分「雲見温泉」下車徒歩30分。
千貫門クルーズ
堂ヶ島から船で50分(往復)
大人/2,300 円
子供/1,150 円
●車:東名沼津I.C.から三島経由国道136号線経て松崎約73㎞
●駐車場:近くには無し。
雲見海岸駐車場を無料(60台位)7月、8月は有料。
「雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場」を有料で利用すれば止められる。