絶壁が10キロも屏風のように続く
屏風ヶ浦(びょうぶがうら)
千葉県銚子市潮見町
波の浸食によりできた荒削りの崖。海抜50メートル前後の絶壁が10キロにわたって屏風のようにそそりたつ海岸で、長年の海水の浸食によって形成された自然地形で、岸壁は、かつては海底であった層の上に関東ローム層の赤土が堆積したもので海岸には、高さ40m~50mの海食崖が約10㎞にわたって続く、英国のドーバー海峡のホワイトクリフになぞらえて、『東洋のドーバー』とも呼ばれる。遊歩道からは、これらの地層が西に向かって緩く傾斜し、雄大な景色を見ることができる。隣接する銚子マリーナ海水浴場から続く遊歩道を歩けば、
海側からその雄大な屏風が見上げられ、さらに空気の澄み渡った日は、屏風ケ浦の先端から富士山も見られる。2016年3月には、国の名勝と天然記念物にも指定された。
屏風ヶ浦のYouTube映像
●見頃情報:夏は陸地側に陽が沈むので冬至の12月頃は
海へ沈むので美しい夕景が楽しめる。
●住所:千葉県銚子市潮見町
●HP:千葉県観光物産協会HPへ
●TEL:0479-24-8707(銚子市観光商工課)
●アクセス:JR総武本線銚子駅から千葉交通千葉科学大学行きバスで10分、銚子マリーナ下車、徒歩3分
●車:東関東自動車道、佐原香取ICから国道356号線で約1時間
●駐車場:有り100台 無料(銚子マリーナ海水浴場駐車場を利用)