柿田川湧水群（静岡県・清水町）

 
 
 
　静岡県駿東郡清水町を流れる全長は約1.2kmの日本で最も短い一級河川。富士山の雪解け水が地下水となって三島溶岩流に浸透し、その先端部からこの地に湧き出し、その湧水量は１日に約100万トン前後で東洋一を誇る。 水温は一年を通して約15度前後で安定し、水中で花が咲く、ミシマバイカモなども咲き、長良川、四万十川とともに日本三大清流に数えられ、名水百選にも選ばれている。湧水は上水道用水にも利用されるほどで、清水町のみならず、周辺の沼津市・三島市・長泉町などにも送水している。静岡県側に、富士宮口、御殿場口、須走口の３つ、山梨県側に吉田口（河口湖口）のルートがあります。一般的には、山梨県側に吉田口の５合目から登るのが多い。