採掘跡地の鉱泉に生えるコケ
チャツボミゴケ公園
群馬県吾妻郡中之条町入山字西山13-3
群馬県の北西部、中之条町にあった群馬鉱山とも呼ばれ露天掘りによる採掘が続けられていた「群馬鉄山」跡地を酸性水の環境下で生息するチャツボミゴケを見学できる公園として営業。このコケは、硫黄泉など酸性泉に限り成育する特殊な「チャツボミゴケ」が東アジア最大級の広さで生息し、国内では草津、阿蘇山などに限られた火山帯にだけに見られる。コケは強酸性の水辺で、鉱泉の飛沫を浴びて育つ。平成25年、群馬県の天然記念物に指定。平成27年には、ラムサール条約に登録された「芳ヶ平湿地群」にも含まれている。園内周辺は傾斜地で、駐車場から300mの所に群生地のがあり、
途中、左側にある川でも降りて展望台から見られるが、メインは露天掘りの窪みで俗称「穴地獄」と言われる場所。pH2.5程度の強酸性の鉱泉が湧出しており、コケの池の周りの木道を渡り約20分ほどで見学ができる。この公園は中之条町が所有して管理する公園でもある。
クイックで360度を見てみる
●見頃の時期:コケが一番美しいのが9月中旬から下旬、
周辺の紅葉になるのが10月中旬~下旬。
●住所:平成29年度:4月28日~10月31日(冬期は休業)
●HP:チャツボミゴケ公園HPへ
●TEL:0279-95-5111(チャツボミゴケ公園事務所)
●料金:大人500円、小学生以下無料(障がい者無料)
●営業時間:9:00~15:30(閉園16:00)
●アクセス:JR長野原草津口駅よりバス25分で草津バスターミナル下車、そこからタクシーで約30分
●車:関越道「渋川伊香保IC」より国道17号、353号、145号で長野原へ、新須川橋交差点右折国道292号へ、渋川伊香保ICから約1時間45分
●駐車場:有り、50台程度無料。
無断転載・無断引用禁止