大自然の中に広がる神秘的な青色の池
青い池(あおいいけ)
北海道上川郡美瑛町白金
自由に見学が可能となった平成22年から瞬く間に口コミで広がり、立ち枯れた木々と池の青色の神秘的な雰囲気が大人気。2012年Apple社のMacBook Proの壁紙に採用されたことでも話題となっている。
この場所は昭和63年12月に十勝岳が噴火後、北海道開発局は火山災害から美瑛町を守るため、火山泥流を貯める施設としてのえん堤が平成元年6月に着手され、同年の12月に完成、その結果、ブロックえん堤に水が溜まり、いつの頃からか、「青い池」とよばれるようになる。この色は太陽からの光が水中のコロイド粒子と衝突し、色々な方向に散乱され、波長の短い青い光が散乱されやすいため、その光が目に届き、青く見えると言われている。だが、水が青く見える原因について、過去に水質調査がされ、明確な原因については解明されていない。十勝岳噴火後、自生した白樺のように、予期せず生み出された自然現象から生まれた神秘な場所。昭和25年に湧出した「びえい白金温泉」とともに二大観光資源として、癒しのある景勝地として知られる。
美瑛町には、雄大な十勝岳連峰を背景に山の恵みを受けて誕生した神秘的な場所が多く存在し、ここ「青い池」もその1つ。昔は立ち入りが禁止された区域内で、許可証がなければ立入ができなかった為、まさに今まで隠れた存在でもあった。
自由に見学が可能となった平成22年から瞬く間に口コミで広がるが、池の色は水色や緑色と表現する人もおり、見る角度や四季によって様々な表情を見せている。青く見えるのは、十勝岳中腹を源とする硫黄沢川からアルミニウムを含んだ水が流れとしらひげの滝の麓を流れる美瑛川の水と混ざると目に見えないコロイドが生成されているためと言われている。
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青い池のYouTube映像
●見頃期間:
青い池の案内所は4月下旬~10月下旬の季節営業
5月GW、6月~9月お盆・連休等 土・日・祭日は、
大変混み合いますので、お時間に余裕をもってお越し下さい。
午前10時ぐらいまでが比較的スムーズです。
早朝散歩もオススメです。
2~5月は積雪あり。
見頃はディスカバーニッポン見頃情報へ
●住所:北海道上川郡美瑛町白金
●HP:美瑛町観光協会HPへ
●TEL:0166-92-4378(美瑛町観光協会)
●料金:無料
●営業時間:随時
●アクセス:JR美瑛駅からタクシーで25分、約17km、白金温泉から2.5km
●車:旭川空港より車で約40分。道道966号経由では18kmで20分
●駐車場:無料、乗用車100台
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