香嵐渓(愛知県・豊田市)
愛知県最大の面積を誇る都市である豊田市足助町の矢作川支流の巴川がつくる渓谷。ここの紅葉は香積寺の三栄和尚が、江戸時代の寛永11年に植樹したことがはじまりとされ、大正末期から昭和初期には住民のボランティアでモミジの大植樹が施された。今では東海随一の紅葉の名所として知られるほどで、11種約4000本のもみじが彩りを見せ川のせせらぎを聞きながら紅葉狩りができる。11月には「香嵐渓もみじまつり」を開催。ライトアップが楽しめて幻想的な紅葉景色が広がる。足助町は、かつて街道の宿場町として栄えたところで、古い町並みが保存されている。