新宮熊野神社(福島県・喜多方市)
JR喜多方駅から車で約10分にある新宮熊野神社は、拝殿として建てられたもので、44本の太い柱に芧葺寄棟造りで、周りには壁も扉もない吹き抜けの壮大な神社。境内には高さ30m、根本周り8.1mで樹齢は600年といわれ、喜多方市天然記念物に指定されている大イチョウの樹が昔から知られる。大イチョウの落ち葉が舞い始めると、あたり一面黄金色のじゅうたんを敷きつめたような雰囲気になる。11月中旬になるとライトアップされ、まさに大イチョウは神々しい姿になる。神社は「新宮」と称しており、本宮・新宮・那智の熊野三山を祀っている。国の重要文化財に指定され、現在は、長床のほか、熊野三社本殿、文殊堂、観音堂が残されている。そんな境内にある大イチョウは歴史ある神社に溶け込み、落ち葉と共に秋の美しい光景をつくりあげてくれる。
●見頃時期:11月中旬
●紅葉状況:見頃情報
●住所:福島県喜多方市慶徳町新宮字熊野2258
●HP:喜多方観光物産協会HPへ
●TEL:0241-24-5200
(喜多方観光物産協会)
●料金:無料
●営業時間:随時
●アクセス:JR磐越西線喜多方駅からバス20分新宮下車
●車:磐越自動車道「会津若松IC」から約20分。会津縦貫北道路「塩川IC」から約10分
●駐車場:無料駐車場有り