宝筐院
(ほうきょういん)
平安時代に白河天皇(1053~1129)の勅願寺として建てらたもの。元々の名は「善入寺」で、平安の末から鎌倉時代にかけては、数代にわたって皇族が入寺し、住持となる。南北朝時代になり、貞和年間(1345~50)から夢窓国師の高弟である黙庵周諭禅師が入寺し、衰退していた寺を復興させ、中興開山となり、臨済宗のお寺となる。室町幕府2代将軍・足利義詮と南朝の忠臣・楠木正行の菩提寺になり、その後、8代将軍・足利義政の代に、寺名は義詮の院号である「宝筐院」に改められたという。秋から初冬にかけての紅葉の庭園は美しく、カエデに包まれた苔やモミジやドウダンツツジなどが彩り、石畳の道があり、その両側に紅葉トンネルが続く。また冬の雪景色など、それぞれの季節ごとに異なった美しさを見出すことが出来る。
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