定山渓温泉（北海道・札幌市）

 

 

 

　札幌市中心部より1時間の所に位置する定山渓温泉では、毎年10月上旬～中旬にかけて、四方を山に囲まれエリア全体が紅葉の名所と化す。温泉街と鮮やかに色づくイタヤカエデやナナカマドなどの紅葉が重なり合う景色はどこか心を落ち着かせてくれる。また温泉街から豊平川上流に向かい渓流に沿って続く散策路（二見・定山の道）や下流の錦橋から眺める「舞鶴の瀞」がでは、紅葉が川を黄色と染め上げ、周囲の紅葉と共に秋の独特な黄金色の世界が目の前に広がる。また同付近では、「カッパ伝説」の残るかっぱ淵の二見吊橋からいこい橋、二見公園など、散策でき、その途中にある無料の足湯では、浸かりながら景色を眺めたり、定山渓の紅葉をカナディアンカヌーに漕ぎながら渓谷を下から見上げるツアーも開催される。