春便り 

春の歳時記「清明(せいめい)

 二十四節気の一つで、4月5日は清明に当たります。この時期には草や木が芽を吹き始め、その種類が何か明らかになってくる日です。関東から西はサクラも満開になり、小鳥もさえずり始めます。また南の国ではツバメの飛来も見られる頃です。この清明は、清浄明潔(せいじょうめいけつ)の略で万物が清明(清く、明らかなこと)になると考えられていました。